
トラコム社員がお届け!
有効求人倍率は2016年4月時点で1.34倍と、年々採用しにくい状況が続いています。その背景に、総人口の減少と高齢化、若年層の労働力の減少があるのは皆さんもご存知だと思います。今後も日本の総人口は減少を続け、内閣府の資料によれば2048年には1億人を割って9,913万人となると推定されているほど。
今後ますます若手の働き手が減り、「募集しても集まらない」という採用難が予想されます。
では、どうやって人を集めていったらいいでしょうか。
募集する企業は増え、求職者は減り、どこも欲しい人材は同じ。そんな厳しい状況の中、若手の採用は非常に難易度が高く、「若くてフルタイムで働けるフリーター」の採用はもはや幻想です。
ただ、まだまだ働く意欲はあるものの、働けていない人はいます。どこの企業も欲しがっている倍率の高いターゲットではなく、今潜在労働力として注目されている「シニア」「主婦」「留学生」を、ターゲットにしてみませんか?
総人口が減少する中、60歳以上のシニア層は増加すると言われており、定年の引き上げ、定年の定めの廃止など、シニア層の積極的再雇用が注目されています。
50代60代のシニアと呼ばれる方でも、まだまだ元気に働ける方、働く意欲はあるものの、応募しても年齢で不採用にされてしまう方が多くいる中で、シニアが新たな労働力として注目されています。どの年代の人とも接することができるので、職場環境を円満にしてくれるタイプの方が多いのもこの年代の特徴です。
では、シニアにはどんな方がいるのでしょうか。ここでは3つのタイプに分けてご紹介します。
20~59歳の女性の就業率は大阪で66.1%。年収0円の専業主婦や、家事や育児との両立が難しく働けていない主婦は多くいます。実務経験や一般常識、教養があり、離職率が低く、中長期的な戦力にも期待できる層です。
ここでは主婦が仕事を探す際、重視するポイントをご紹介します。
「通勤の便が良いこと」「希望する勤務地であること」「希望する職種・仕事内容であること」
など、募集する際変えられない条件もありますが、
「休暇を取りやすいこと」「希望する勤務時間であること」「勤務する曜日が選べること」
なども重視されており、工夫次第で緩和できる条件もあります。また、約80%の主婦が扶養控除内で働ける仕事を探しており、希望勤務時間は5~6時間程度と比較的短いシフトを希望。そういった主婦にささるワードや条件で原稿を出すことが、主婦採用の鍵になります。
留学生同士のコミュニティがあるので、紹介で新しいスタッフを採用できたり、アルバイトも勉強の一つという考えで、まじめに働く人が多い。中には永住を考えている人もおり、長期的な雇用確保としても注目されています。
外国人留学生の数は平成元年から平成25年までの25年間で、4.3倍の増加。今後も増える見込みで、大学の増加と日本人の人口減少が伴い、外国からの留学生を積極的に受け入れる企業が増えています。
外国からの人口流入の割合でみると、最も多いのが60.4%の中国。2番目に多いのが11.3%の韓国、3番目に多いのが4.6%のベトナム、次いで台湾、ネパールと続いています。留学生を積極的に採用している企業の具体例としては、会社HPの採用ページの多言語化、SNSでの拡散を狙い企業のFacebookのリンクを貼り付けるなど、工夫がされています。求人広告では珍しいですが、英語で書かれた求人広告を見かけることも。
求人広告のタウンワークでも「50歳以上が活躍中の仕事特集」や「主婦活躍中」のページが設けられ、潜在労働力の採用に力を入れています。実際に、「主婦活躍中」のページにご掲載頂くと、本誌からの応募数が1.6倍に増えた!という実績もあります。もちろん媒体やページだけではなく、ターゲットが決まれば、そのターゲットに向けた原稿の打ち出し方が必要になります。
上記のポイントだけではなく、例えばターゲットと同じ属性が職場にいるという安心感を持たせる為、実際に働くスタッフの写真やインタビューを入れるのも一つ。ターゲットに合わせた原稿を、私たちがご提案致します。
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