
トラコム社員がお届け!
昔は「稼げる」というイメージのあったドライバー職も、他の職種と比べ、大きく変わらなくなって参りました。ますます高難度化するドライバー採用について、押さえるべきポイントをまとめています。
平成19年6月の法改正により、普通免許では3t以上のトラックは運転できなくなり、20代の中型免許保持者数は減少の一途です。そして、職人的なドライバーよりも、接客対応のできるような質の高いドライバーを求められてきているのも事実です。まずはドライバー採用に向け、基本事項を押さえたいと思います。
このうち、20代の中型免許保持者数は約241万人と、30代の約1200万人、40代の約1500万人と比べても相当少なくなってしまいます。
全産業と比較すると上回ります(国内100職種中6位)。大型ドライバーに限ると平均月収は約27万円、平均年収は約390万円であり、国内100職種中1位です。
運送業界は昔ほど稼げないといわれて久しいですが、大型ドライバーはまだまだ高給の職種となっています。近距離のルート搬送~中長距離の輸送まで、大型トラックの運転という専門性は収入にも反映されます。
近年インターネットショッピングの拡大が著しいことを背景に、今後も大きな需要が見込まれる職種の一つです。
応募者のうち、41~45歳の年齢層が一番応募率が高くなっています(23.8%)。次が36~40歳で19.1%、その次が45~50歳で17.7%です。
他業界と比較すると年齢層が高いことが特徴と言えます。健康で、大型・中型の運転免許があれば長く続けていくことが可能な職種と言えます。そのため、他業種で何年か働いたあとに転職する人も多くいるのが特徴です。
また、男性中心の職種ですが、収入面に惹かれて女性の応募者も5%強います。しかしまだまだ女性ドライバーの数が少ないのは、長距離の移動や中型以上の大きなトラックの場合は、運転技術に加え、強靭な体力も要する仕事であることが要因となっていると考えられています。
「何に乗って」「どこまで」「何を運ぶのか」はまず大前提で求人広告においては必要な情報ですが、他に重要視され始めていることもあります。
ドライバーの年齢が高齢化しているにも関わらず、給与は低下の一途をたどっています。
安定的な給与形態であることを示すために月給表記も払拭ポイントの一つとなり得ます。
なお、月給30万円以上の表記による求人広告は比較的効果が出やすくなっています。
定期的に安定した休日が得られず、家族との時間が持てないこと等の不満が大きいドライバーはたくさんいます。
特に休日に対する要望の多い20代を中心とした若者のドライバー離れが激しく、ドライバーが高齢化していることの大きな要因となっています。
体力的要素を求められることも少なくないドライバー職において、長く続けていこうと考える労働者は少なく、
生涯の仕事と考えている現職ドライバーは全体の40%程となっています。
将来の不安としては退職金や保険の問題、スキルアップ・キャリアアップの道があるかどうか等が挙げられています。
最後に、実際に応募があった事例をご紹介させていただきます。
少しでも参考になれば幸いです。
リクナビネクスト ドライバーご掲載事例@滋賀県
この記事を書いた人
K.SHINKAWA
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2007年に新卒で入社し、京阪エリアを9年、東大阪エリアで3年、地域のお客様の採用のお手伝いを担当。
2016年にリーダーへ昇格。
2021年10月より京都営業所へ異動。
2024年4月より大阪支社へ異動。
10余年に及ぶ営業経験を活かし、大手クライアントと派遣業界を主に担当している。
年間1万社以上の取引と採用実績から採用課題の解決につながる、現場のリアルな事例やお役立ち情報を発信しております。
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