
トラコム社員がお届け!
「暑い」「寒い」「しんどい」など、敬遠されがちな現場業界。しかし、働く上でのメリットは沢山あるはずです。求職者に現場業界に目を向けてもらえるようなポイントをお伝えしたいと思います。
「厚生労働省」の調査によると…
建設業界は他の産業に比べ、55~59 歳層、60~64 歳層の構成比が際立って大きくなっています。これらの世代は、高度経済成長期に若くして入職した世代です。また、昭和の終わりから平成にかけ建設業が拡張する過程で、中壮年期に入職した世代でもあります。このうち団塊の世代は、現在、引退過程にあり、近年の建設就業者減少の要因の一つになっています。
課題は若年層の確保です。10代~30代がもっと働きたいと思える環境作りが必要です。
プラスを原稿内でもっと伸ばし、マイナスを原稿内でカバーする事でホンネ・魅力を伝えましょう。
日々の営業で現場で働く方々の声を聞いてみると…
これまで、業界イメージや環境について触れてきましたが、求職者さんが一番気になるのはやはり金銭などの条件面。バイトから正社員になると、月給20~30万円ぐらいで、現場監督になると35~40万円ぐらいがおおよその相場。賞与やその他の手当など、プラスで支給できるものはどんどんアピールしたいところです。
可能であれば実際の例を出して、何歳で職長になれたのか、実際の給与はどれくらいなのか、などのリアルな情報も盛り込めると良いです。一昔前は見習い●円、経験者●円、のような少ない情報だけが並ぶ求人広告が多かった(昔のガテンやタウンワークなど)この業界ですが、スマホの普及やインターネット環境の激変により、応募者に可能な限りの事前情報を与えることで応募の促進につながるようになってきています。
ほかに、キャリアアップの面も外せません。現場監督になると、自分で作業する機会が減り、職人に指示を出したり、依頼主とのやり取りが増えます。バイトから始めて社員になって、その後、自分で始めるために独立する人も多い業界。建築は技術職ということで独立しやすい職業ですので、将来的に親方や社長になりたい人は、職人としてスキルアップしていける&独立を支援する姿勢であることなどをアピールしていきましょう。
応募者の方々が、現場の仕事を通じて何が得られるのか?将来像はどう描けるのか?をよりイメージしやすくさせる広告制作がポイントとなります。
今後も採用環境は厳しさを増していくことが予想されます。そんな状況下ですので、いかに「ここで働きたい!」と思わせるようなアピールがより重要になっていきます。
この記事を書いた人
T.TAJIRI
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2015年2月に中途入社。4月に京都営業の立ち上げメンバーの一員として配属。
一からの顧客開拓をすべく新規営業に従事。京都では飲食・販売サービスを中心に紹介営業で顧客開拓。
2023年に名古屋営業所へ異動。
年間1万社以上の取引と採用実績から採用課題の解決につながる、現場のリアルな事例やお役立ち情報を発信しております。
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