
トラコム社員がお届け!
介護職員の採用に苦労されているご担当者様は多いのではないかと思います。
今回は、介護職の募集ではどのような原稿の打ち出しが有効か、どんな制度があれば働きたいと思うのかなど、求職者へのインタビュー内容を元に、介護職の採用で押さえておきたいポイントをお伝えします。
長年、人手不足が問題となっている介護業界。2021年9月の介護業界の有効求人倍率は3.63倍でした。全業界の有効求人倍率は1.16倍でしたので、この数字からも介護業界の有効求人倍率は高く、人手不足であることがわかります。
また、厚生労働省は2025年度に介護職員が全国で約38万人不足するという推計を発表しています。
超高齢化社会を目前とした日本において、今後ますます介護職員は重要となる職種です。このように介護業界は人手不足である一方で、政府からは介護職員らの月収を約9000円底上げすると発表があったこともあり、今後更に重要視されていく職種であると言えるでしょう。
参考: 厚生労働省 一般職業紹介状況(令和3年9月分)
介護職員の求人募集をする際に応募効果を出すポイントをお伝えします。
まず1つ目は、1職種1原稿で掲載すること。求人募集をする際、「看護職も一緒に募集しよう」「それと厨房スタッフも合わせて」「ケアマネも欲しい」といったように、複数の募集を1つの原稿にまとめようとお考えの方も多いのではないでしょうか。結論から申し上げますと、応募数減少の要因の1つになります。
理由としては2つございます。
せっかく応募が来たのに、求職者が希望している事業所と職種が実際に募集しているものと異なり、ミスマッチを起こす原因になってしまいます。
仕事内容に関しては、企業側と求職者側で大きな認識の違いがあるといわれています。
また、実際に応募に至った方に「なぜ応募しようと思ったか」をインタビューしたところ、「自分の働く姿が想像できたから」と回答した人が半数以上でした。
1日の流れを記載するべき理由は2つございます。
求職者や実際に介護職の応募に至った方にインタビューしました。
介護職の退職理由として常にランクインしている「体力・精神的にきつい」といった理由から、特に現職の方が重要視されています。
きついの中身は、精神的に疲れてしまったときや介助している際、疲れが蓄積して腰を痛めてしまったなど様々です。
しかしその現状を伝えにくく、我慢して身体を壊してしまい、結果退職せざるを得なくなってしまう悪循環が起きています。
大切な従業員の方々には1人でも多くの方に長く続けて欲しいですよね!
そういったことを未然に防ぐためにも、休息しやすい環境作りを視野に、1人でも多くの方が有意義に仕事ができる体制を整えることが重要ではないかと感じました。
人手不足の解消、また介護職員として働きたいと思っている方に長く続けてもらうために、求人原稿で工夫できることと制度についてご紹介しました。少しでも参考になれば幸いです。
また、弊社では求人広告への掲載を始めとした採用支援サービスを行っております。広告掲載にあたっての原稿作成のご提案はもちろん、ケースにあったメディア選定やターゲット設定等も行なっています。採用に関するお悩みがございましたらお気軽にご相談ください。
この記事を書いた人
K.MISAWA
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2021年に中途入社。東京本社エリアグループに配属。
前職は自動車業界で新車、中古車の営業として勤務。
2022年「リクルートAirワーク 採用管理」新規開拓ランキング入賞。
2024年ユニットリーダーに就任し、個人の営業、メンバー育成に従事。
自身はアルバイト~中途・派遣領域と総合的な提案を手掛ける。
年間1万社以上の取引と採用実績から採用課題の解決につながる、現場のリアルな事例やお役立ち情報を発信しております。
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