
トラコム社員がお届け!
2020年、誰もが予測しなかったコロナウイルスの感染拡大。それにより世の中も大きく変わりました。出社7割削減、飲食店の時短、進む在宅ワーク、オフィスを構える必要性、様々な事柄が見直された、そんな2020~2021年だったと思います。今回は、そんな世の中の変化によって成長が見込まれている業界をピックアップ。弊社でお取引のあるその業界の採用ノウハウをご紹介します。
外出を控えて自宅で過ごす「おうち時間」が圧倒的に増加し、自宅での時間を快適に過ごすサービス・商品に注目が集まっています。今後も需要が高まっていくと予想され、EC・通販(インターネット上での商品やサービスの売買)・インターネットメディア・ゲームなどは、強く恩恵を受けている業界です。
また、外食がしにくい状況から、飲食店の味を自宅で楽しみたいという人も増加。フードデリバリーやテイクアウトのサービスを利用する機会も増えています。
バイクを使った配達の場合、原付免許を保有していない方を採用ターゲット外にしてしまうと、対象となる方は少なくなってしまいます。
ある企業様では
「免許をお持ちでない方も試験費用を半額補助いたします」
と原稿内に記載し、これから免許を取る方も採用ターゲットとして募集を実施。
無事、採用成功につながったそうです。
こちらの記事でも詳しくご紹介しています。
自宅に備えているのが当たり前となったマスクや消毒液の様な日常で使われる医薬品。急ピッチで進められているワクチン関連の製造品。必要不可欠な医療機器など。
これらを製造するメーカーは、今後も成長が見込まれる業界でしょう。
機械オペレーターや検品、点検スタッフはいわゆる【軽作業】という仕事に含まれますが、この募集で一番気を付けるべきポイントは、「簡潔に記載する」ことです。
基本的に物事を小難しく記載するよりも、簡潔にわかりやすい仕事内容として記載すべきです。
ドライバーの場合、基本的な仕事内容は運ぶ・積み込む・荷下ろしになりますので、そこまで仕事について詳しく書く必要はありません。何を運ぶか、どんなルートを走るのかも大切ですが、1番訴求できるポイントとしては、福利厚生です。
あまり保証がない会社もありますので、充実した待遇が揃っている場合、そちらを全面に押し出すことが武器となります。
ITに関連する業界も伸びが顕著です。上記でもお伝えしたようなEC通販やインターネットメディアをはじめ、農業や介護などの様々な業界でも、ITの技術が大きな影響を与えています。
首都圏では5Gが既に開通されており、今まで以上に高速大容量な通信が可能となります。これらを活用した技術が発展することが見込めます。
リモートワークを導入する企業や、リモート授業の実施は今や当たり前になりました。
デスクや椅子、マイク、イヤフォンといった商品や、Web会議システムやチャットツール、勤怠管理ツールのようなサービスに注目する企業も増えています。対面で会えるようになっても、リモート環境でできるものは継続して使用されるのではないでしょうか。その点でも、今後も成長が見込めるでしょう。
また、インターネットに接続する時間が増えたことで、サイバーセキュリティに関連したサービスの関心も高まっています。
情報がデータで管理されることが多くなっています。これを守るためには、情報セキュリティの品質を維持したり、向上していくスペシャリストを採用する必要があります。
情報が不正にアクセスされないように、セキュリティの品質は非常に重要です。高度な技術を持った外部からの侵略に対抗するために、今後は情報セキュリティの専門家であるサイバーセキュリティエンジニアの必要性が確実に高まると考えられます。
今後のIT業界では、「AI」の技術向上が争われることが予想されています。
AIは人のように自分で物事を判断します。AIが物事を判断するためには、経験を重ね学習を繰り返すという流れで知識を高めていく必要があります。そのコンピューターの学習は、AIの性能に直結します。学習プログラムを設計するマシンラーニングデザイナーの需要は、今後急速に高まると考えられます。
上記3職種は、採用するには極めて困難といえます。
なぜなら、どのような企業も手放すことはないでしょうし、個人で仕事を引き受けるフリーランスの方も多数いるからです。
よって1番の解決策は、人材の育成です。これに尽きると言っても過言ではありません。
ITはとても人気の業界であり、希望者も多数いますが、高い技術を持った方が入社してくれることはほとんどないと考えてよいと思います。したがって、人材育成のカリキュラムを構築し、長い目で育成していく体制が必要であると考えられます。
本記事に記載した内容は、あくまでも一側面からの見解です。他にも成長する可能性の高い業界はあり、場合によっては衰退が心配される可能性もあります。
今回私がお伝えしたかったのは、業界や企業の表面だけではなく、どのような背景があり成長しているのか、はたまた衰退が心配されているのか。この観点を持ち、効果的に採用活動を行うことです。
この記事を書いた人
S.MATSUMOTO
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2007年、ソフトバンクモバイル株式会社(現ソフトバンク株式会社)に新卒入社。
携帯端末・ネット商品の販売を経験し2011年にスーパーバイザーとして、スタッフの育成、代理店渉外に従事。
2016年トラコム株式会社に中途入社。千葉支社にて主に正社員領域を2年6ヶ月担当。2019年に福岡営業所の拠点長に就任。2021年10月マネージャーとなり、2022年10月に大阪支社へ異動。営業活動と共にスタッフの育成、グループ運営に従事。
自身の転職時、約1年間求人原稿と向き合い悩んだ経験から、求職者の不安や期待などリアルな目線で、原稿の提案が可能。
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