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【企業向け】スキマバイトとは?短期バイトとの違いなど特徴を解説

【企業向け】スキマバイトとは?短期バイトとの違いなど特徴を解説

アプリを使って手軽に募集・採用できるアルバイトとして「スキマバイト」が多くの企業から注目されています。スキマバイトを導入しようと思っても、「短期バイトとの違いが分からない」など、いろいろと疑問がわいてくるかもしれません。

当ページでは、スキマバイトの導入を検討している企業様向けに、契約形態などの概要や、導入するメリット、募集方法、注意点などを詳しく解説します。

スキマバイトとは

スキマバイトとは、働きたい日・働きたい時間だけスポット契約で働く方法です。後述する「短期バイト」よりも短い単位で契約するアルバイトを指します。

スキマバイトは通常、専用のアプリを通じて募集します。具体的なアプリの例は「スキマバイト募集アプリ・サービスの具体例」をご参照ください。

スキマバイトアプリの多くは、募集をスタートしてから採用までがスピーディに完結できるようになっています。「即日採用」ができるものも多く、急な人手不足を解決する方法の一つとして、多くの企業での導入が進んでいます。

スキマバイト導入のメリットについて詳しくは、当ページの「スキマバイト採用のメリット」をご参照ください。

短期バイトとの違い

短期バイトは一般的に3ヶ月以内の短い期間で契約するアルバイトのことを指します。その中にはスキマバイトも含まれますが、短期バイトはもっと長い期間で契約するアルバイトも含むことが特徴です。

スキマバイトは、短期バイトの中でも「1日」「数時間」など特に期間が短いものを指し、1ヶ月~3ヶ月の短期バイトは基本的にスキマバイトとは呼びません。

1ヶ月単位の短期バイトでは、「週2日出勤」など数日単位の出勤日があらかじめ組まれることが多いですが、スキマバイトは基本的に「この日の何時から何時まで」と1日限定でスポット的に契約するだけです。1日出勤して契約は終了で、次の出勤日は決まっていないことがほとんどです。

スポットワークとの違い

「スポットワーク」とスキマバイトは、同じ意味で使われることもありますが、スポットワークは「単発での働き方」を広く指す用語なので、アルバイト以外の働き方も含まれることがあります。

例えばスポット的に業務委託で働く「ギグワーク」も、スポットワークの一種です。

ギグワークはスキマバイトとは異なり、雇用契約を結ばないので、「アルバイト」というよりも「フリーランス」に近い働き方です。ギグワークの募集には、クラウドソーシングサイトなど、業務委託の仕事を募集するツールを使用します。

スポットワークについて詳しくは、以下のページをご参照ください。

【企業向け】スポットワークとは?種類や募集方法など特徴を解説

スキマバイト採用のメリット

スキマバイト採用のメリットは、以下の通りです。

  • 急な人手不足でもスピーディに採用できる
  • 1日単位で人員を調整できる
  • 稼働量に応じた料金で募集できる
  • 出退勤の管理が簡単
  • 給与の支払い手続きが簡単
  • リピートで同じ人に稼働してもらえる仕組みがある
  • 気に入った人材の引き抜きができる

特にメリットとして大きいのは、急な人手不足に対応しやすい点です。予期せぬ欠員が出たり、突発的な業務が発生したりする場合でも、スキマバイトアプリを使えば、スピーディに必要な人員を確保できます。

出退勤の管理や給与の支払いも簡単なので、人事担当者の工数負担が少ないこともポイント。「支払う給与×30%」など、稼働量に応じた料金で募集できるので、採用コストの面でも負担を抑えて導入できます。

また気に入った人材の「引き抜き」が許可されているアプリが多いので、長期採用の人材を探す方法としても活用できます。

スキマバイトのメリットについて詳しくは、以下のページをご参照ください。
【企業向け】スキマバイトとは?短期バイトとの違いなど特徴を解説

スキマバイト募集アプリ・サービスの具体例

代表的なスキマバイト募集アプリ・サービスとして、以下の8つが挙げられます(2024年7月時点)。

  • タイミー
  • シェアフル
  • LINEスキマニ
  • ショットワークス コノヒニ
  • メルカリ ハロ
  • ネクストレベル
  • エリクラ
  • ワクラク

スキマバイト募集アプリ・サービスの先駆け的な存在は、2018年にサービスを開始した「タイミー」です。その後「シェアフル」「LINEスキマニ」「メルカリ ハロ」など、さまざまな事業者が参入しています。

ショットワークスは、2004年からある単発バイト募集サイトですが、スキマバイトに特化した「ショットワークス コノヒニ」というアプリを2022年にリリースしました。スキマバイトアプリは、人材採用ツールの一つのジャンルとして大きな盛り上がりを見せています。

各アプリの特徴や違いについて詳しくは、以下のページをご参照ください。

【企業向け】スキマバイト採用アプリ・サービスおすすめの8社を比較!

【企業向け】スキマバイト採用アプリ・サービスおすすめの8社を比較!

スキマバイト採用~受け入れ~給与支払いの流れ

スキマバイトの採用から受け入れ、給与支払いまでの基本的な流れは以下の5ステップです。

  1. 専用アプリ・サービスでの募集
  2. 自動マッチング
  3. 人材の受け入れ
  4. アプリ・サービスで出退勤の管理
  5. 給与の支払い

まずはスキマバイト専用のアプリ上に、勤務してほしい日や時間帯を登録して、求人募集をします。多くの場合、当日など勤務時間の直前でも募集可能です。

求人情報が登録されると、アプリやサービスの自動マッチング機能によってマッチングが行われます。マッチングが完了したら、人材の受け入れを行う段階です。必要に応じて簡単な説明を行い、スムーズに業務を開始できるようサポートしましょう。

出退勤の管理は、アプリでQRコードを読み込むなどの簡単操作で行えます。アプリ上で給与が自動計算され、アプリの運営会社が先に給与の支払いを立て替えます。ワーカーに働いてもらった企業は後日、その費用を運営会社に支払うという流れです。

スポットワーク募集の流れについて詳しくは、以下のページをご参照ください。

【企業向け】スポットワーク(スキマバイト)募集のやり方・ポイントを詳しく解説

スキマバイトで人材採用する際の注意点

スキマバイトでの人材採用を初めて導入する際は、あらかじめ注意点も把握しておきましょう。主に以下の3点があります。

  • ドタキャンされるケースがある
  • 社会保険の対象になる場合もある
  • 時給に含める範囲が問題になることがある

それぞれ以下に詳しく解説します。

ドタキャンされるケースがある

スキマバイト採用では、当日になってマッチングした人が来ない、いわゆるドタキャンに注意する必要があります。

多くのスキマバイトアプリには、信頼性の高いユーザーが優先的にマッチングされるなど、ドタキャンを防止する機能がありますが、それでも完全に防ぐことはできません。当日になって来ない場合でも、他の従業員がカバーできるようにしておくなど、業務に支障が出ないように対策しておきましょう。

また、そもそもドタキャンが発生しないよう、受け入れまで密接に連絡を取ることも大切です。さらに良い働きをしてくれた人材を積極的にリピートすることで、ドタキャンをするような人とマッチングすることを防止できます。

社会保険の対象になる場合もある

スキマバイト人材は短期契約なので基本的に社会保険の対象外ですが、一定の条件を満たすと社会保険の対象になる場合があります。

スキマバイトアプリでは一般的に、ワーカーが社会保険の対象にならないように一定の制限が設定されていて、それ以上契約できないようになっています。それでも複数のアプリから同じワーカーに依頼したり、アプリを通さずに同じ人に来てもらったりすると、社会保険の対象になってしまう可能性があります。

社会保険の対象外の範囲に抑えたい場合には、社会保険の対象になる条件について十分に把握しておきましょう。例えば、月額の合計賃金が「8万8,000円」以上になるかどうかが1つの基準です。詳しくは以下のページをご参照ください。

2024年10月社会保険が適用拡大!アルバイト・パート「106万円の壁」への対策

時給に含める範囲が問題になることがある

スキマバイトは勤務時間が短いため、前後の時間をどこまで含めるかによって給与の金額が大きく変わります。そのため、「どこまでを時給に含めるか」が問題になるケースがあることに注意しましょう。

例えば制服への着替えが必要な職場では、着替えの時間も労働時間に含める必要があります。また労働者が仕事の進め方についての説明を受ける時間や、実作業に入るまでの備品の準備などの時間も、労働時間に含めるようにしましょう。

スキマバイト採用についてよくある疑問

スキマバイト採用についてよくある疑問として、以下の3つをピックアップしました。

  • 給与は現金手渡し?
  • 源泉徴収は必要?
  • 面接なしでも大丈夫?

それぞれの回答を以下にまとめています。

給与は現金手渡し?

スキマバイトアプリを利用する際、給与の支払い方法はアプリ上での立て替え払いです。現金手渡しや銀行振込の準備をする必要はありません。

労働者が勤務を完了すると、アプリ・サービスの運営会社が自動的に報酬を立て替えて支払います。

その後、運営会社がその費用に手数料を上乗せしてまとめて企業に請求し、支払いをするという流れです。複数のワーカーを受け入れた場合でも、月末締め翌月末払いなどのサイクルで、1ヶ月分の請求をまとめて支払うのが一般的です。

源泉徴収は必要?

スキマバイトでも、給与の金額によっては源泉徴収が必要です。日雇い・単発バイトの場合、1日の給与が9,300円以上である場合には源泉徴収が必要です。

スキマバイトアプリの運営会社が源泉徴収額を計算し、あらかじめ差し引いてから給与の立て替え払いが実行されるため、特に企業側の対応は不要です。源泉徴収票もアプリ上で作成されるので、企業側で作成する必要はありません。

納税手続きの際に必要な源泉徴収額の合計金額は、アプリ上で確認できます。

面接なしでも大丈夫?

スキマバイトアプリでは通常、面接なしで自動的にマッチングされますが、自社に合わない人が来てしまうなどの心配はないのでしょうか。

多くのスキマバイトアプリでは、自動マッチングされた後に求職者のプロフィール情報を見て、自社にマッチするかどうかをチェックできます。保有スキルや実績、過去の口コミ評価などを確認して、不安があればキャンセルすることも可能です。

さらに勤務態度が優秀な人を優先的にマッチングしたり、無断欠勤等があったワーカーを利用停止にしたりなど、多くのアプリではマッチング制度の質を高める工夫がなされています。

絶対に大丈夫というわけではありませんが、アプリの機能をうまく利用することで、面接なしでも人材とのマッチ度を見極めることは十分に可能です。

スキマバイト採用のご相談ならトラコムへ

「スキマバイトアプリを使ってみたい」「採用の進め方がよく分からない」など、お悩み・お困りごとがございましたら、弊社トラコムまでご相談ください。

弊社は、スキマバイトに限らず、人材採用にまつわるコンサルティングや代行サービスを幅広くご提供しています。採用戦略の立て方や、求人メディアの選び方など、基本的なことでもご相談いただくことが可能です。まずは以下のフォームより、お気軽にお問い合わせください。

まとめ

スキマバイトは、アプリを使って手軽に募集できるなどのメリットから、近年急速に普及しつつあります。企業側としては「当日募集でもスピーディに採用できる」「稼働量に応じた料金で低コスト」といったメリットも大きいでしょう。

スキマバイト人気の高まりから、さまざまなアプリがリリースされて盛り上がりを見せています。未導入の企業様は、人材採用の最新手法の一つとして、スキマバイトの導入を検討されることをおすすめします。

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