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【企業向け】スポットワーク(スキマバイト)とは?募集方法・ポイントを解説

【企業向け】スポットワーク(スキマバイト)とは?募集方法・ポイントを解説

スポットワーク(スキマバイト)での人材募集は、一般的な求人広告を使った人材募集とは違った流れで行います。通常の採用よりもスピーディに行われることが多いため、初めて活用する際には、どのような流れで行うのか全体像をあらかじめ把握しておくことが大切です。また、スポットワーク人材に高いパフォーマンスを発揮してもらうためのコツも知っておきましょう。

当ページでは、人材を確保したい企業様向けに、スポットワーク募集の始め方や募集のやり方、基本的な流れ、その際の注意点やポイントなどを詳しく解説します。

スポットワーク(スキマバイト)での人材募集とは?

スポットワーク(スキマバイト)とは、空き時間などを利用して、数時間などの短い単位で単発の仕事をする働き方です。短時間でも稼げるとあり、利用者からもニーズが高まっています。

スポットワークの人材募集は「スキマバイトアプリ」や「クラウドソーシング」などの専用サービスを利用して行います。

専用サービスを利用すると、説明会の実施や履歴書の提出、面接といった通常の採用手順は不要で、即座に働いてもらうことができます。給与の支払いについても、スポットワーク募集サービスの運営会社が立て替えて支払ってくれるため、振込や現金手渡しの準備をする必要はありません。

スポットワークの特徴ついて詳しくは、以下のページをご参照ください。

【企業向け】スポットワークとは?種類や募集方法など特徴を解説

スポットワーク(スキマバイト)募集のやり方・基本の流れ

スポットワーク(スキマバイト)での人材募集はどのような流れで行うのでしょうか。ここでは例としてスキマバイトアプリを使った募集の流れをご紹介します。基本な手順は以下の通りです。

  1. 専用アプリでの募集
  2. 自動マッチング
  3. 人材の受け入れ
  4. アプリ・サービスで出退勤の管理
  5. 給与の支払い
  6. お気に入り登録・リピート依頼
  7. 気に入った人材がいれば長期採用

以下、順に解説します。

1. 専用アプリでの募集

まずはアプリ上に求人を掲載して、人材募集をスタートします。

最初にアカウントを作成する際は、審査に数日など時間がかかることがありますが、アカウントを作ってしまえば、求人情報を入力して当日でも求人を出すことができます。アプリによっては、就業開始の「1時間前」など、直前でも募集を出すことが可能です。

多くの場合、求人を掲載するだけなら完全無料です。料金はスポットワーカーに支払う給与の30%など、実際にワーカーが働いた分だけ発生するため、無駄なコストが発生するリスクを避けて利用できます。

スポットワークの人材募集におすすめのアプリやサービスについては、以下のページで紹介しています。

スポットワーク人材の募集・採用におすすめのサービス8選

2. 自動マッチング

求人が開始されたら、ワーカーとのマッチングを待ちます。多くの場合、働く時間やスキルなどの条件に合う人材が自動的にマッチングされるため、特に操作は必要ありません。

早ければ募集をスタートして即日でマッチングされることもあります。

面接などでマッチング前に人材を選ぶことはできない場合が多いですが、マッチングされた人材を受け入れることは必須ではありません。プロフィールやこれまでの評価などを事前に確認して、不安があればキャンセルすることもできます。

3. 人材の受け入れ

マッチングが成立し、人材を受け入れることが確定したら、働く際に必要となる持ち物や服装、当日の注意点などをワーカーに連絡します。ワーカーをスムーズに迎え入れるために、現場の担当者を決めたり、任せたい仕事を明確にしたりといった準備も抜かりなく行っておきましょう。

なお、働いてもらうにあたって必要となる「労働条件通知書」の送付など、契約関係の手続きについては、アプリやサービス上で電子的に完結します。ワーカーと直接書類をやり取りする必要はありません。

4. アプリ・サービスで出退勤の管理

働いてもらったスポットワーカーの時給を正しく計算するために、仕事の開始・終了の時刻を管理する「出退勤の管理」が必要です。多くの場合、スマホアプリを使って簡単に出退勤の管理ができるようになっています。

出退勤は多くの場合QRコードによって行います。出勤・退勤の際に担当者がスマホアプリで出退勤用のQRコードを表示して、それをワーカーのスマホで読み込んでもらうだけの簡単操作です。時給計算なども自動で行われます。

5. 給与の支払い

ワーカーに働いてもらったら、次は給与の支払いです。基本的には、募集要項に提示した条件や実際に働いた時間に従い、スキマバイトアプリの運営会社が立て替えて支払ってくれます。

ワーカーから直接銀行口座などの情報をもらったり、働いてもらった当日に現金で渡したりする必要はありません。支払いは「月末締め・翌月末払い」など一括で行えるので、1ヶ月間に複数のワーカーに来てもらった場合でも、運営会社に月1回支払うだけでOKです。

6. お気に入り登録・リピート依頼

気に入ったワーカーがいれば、リピートで来てもらうことも可能です。同じ人に働いてもらうことで、一から業務を教える手間を省くことができ、教育コストを抑えられます。

アプリによっては、「お気に入り登録」したワーカーだけに限定で求人を出す機能など、リピートを促す機能が用意されていることがあります。

リピートを増やすためには、受け入れ担当者の対応品質を高めるなど、「また働きたい」と思ってもらえるような工夫も大切です。

7. 気に入った人材がいれば長期採用

特に気に入った人材がいれば、本人と交渉の上、長期のアルバイトとして採用したり、正社員として雇用したりすることも可能です。

その場合でも、一般的に紹介料などの追加費用はかかりません。アプリの運営会社に報告する義務もないことが多く、気軽に交渉できます。

スポットワーク人材を長期採用するメリットは、人材の働きぶりを見て、スキルや自社とのマッチ度を見極めてから本格採用できる点です。単に急な人材不足を補うためだけでなく、長期的な人材不足を解消するための方法としても、スポットワークを活用できます。

スポットワーク(スキマバイト)募集をする際の注意点

スポットワーク(スキマバイト)で人材を募集する際には、以下の点に注意しましょう。

  • 社会保険の対象になるケースがある
  • 当日キャンセルになる場合もある
  • 研修・着替えなど前後の作業を労働時間に含める

以下、順に解説します。

社会保険の対象になるケースがある

スポットワーク人材は基本的に社会保険の対象外ですが、同じワーカーに繰り返し働いてもらった場合など、月額報酬が一定以上になると社会保険の対象になる可能性があります。

そのため、アプリによっては社会保険の対象にならないよう、月間報酬が一定を超えないように制限する機能があります。そのようなアプリの規定に沿って利用していれば基本的に社会保険の手続きは不要ですが、社会保険についてのルールを知っておくことは大切です。

具体的には、月額賃金が合計で8万8,000円以上になると社会保険の対象となる場合があります。他にもいくつかの条件があり、法改正の流れもあるのでしっかり把握しておきましょう。詳しくは以下のページをご参照ください。

2024年10月社会保険が適用拡大!アルバイト・パート「106万円の壁」への対策

当日キャンセルになる場合もある

スポットワークの人材募集では、「失念していた」「体調不良になってしまった」などのさまざまな理由で、当日キャンセル(ドタキャン)が発生する場合もあります。

当日キャンセルによる急な人手不足といったリスクを抑えるためにも、アプリやサービスに登録されている評価が高く信頼できるワーカーを選ぶのはもちろん、ある程度キャンセルも想定しながら対策を立てておきましょう。

アプリによっては、キャンセルが発生次第、自動で募集を再開してくれるタイプもあります。ドタキャンがあった際のアプリの操作方法などについても、あらかじめ十分に把握しておきましょう。

研修・着替えなど前後の作業を労働時間に含める

無用なトラブルを防止するため、実際に働いていた時間だけではなく、業務に就くために必要となる前後の時間についても労働時間としてカウントするようにしましょう。

例えば研修を受けなければ実際の業務に就けない場合や、定められた制服や作業服への着替えが必要なケースでは、それらに要する時間も労働時間に含める必要があります。

そのほか、準備や片付けなどにかかる時間、直ちに作業に入れるよう待機している時間なども、原則として労働時間に含めましょう。

スポットワーク(スキマバイト)募集をスムーズに進めるためのポイント

スポットワーク(スキマバイト)の募集をトラブルなくスムーズに進めるためには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。特に以下の3つのポイントを意識することは重要です。

  • 依頼する仕事内容を明確にする
  • 受け入れ態勢を整えておく
  • 丁寧なコミュニケーションを心がける

以下、順に解説します。

依頼する仕事内容を明確にする

スポットワークは特定の業務をピンポイントで依頼するケースがほとんどであり、短時間での就業が基本です。そのため、依頼する仕事内容をあらかじめ明確にしておき、効率的に作業してもらう必要があります。

例えば、通常のアルバイトを教育するような感覚で「指示待ち人間にならないよう、自ら考え、気付くのを待つ」といったスタンスで接していると、あっという間にワーカーの勤務時間が終わってしまいます。

抽象的な指示ではなく、具体的に仕事内容を洗い出し、手順などをはっきりと示せるよう準備しておきましょう。必要に応じて作業のフローチャートを作成しておくといった方法もおすすめです。

受け入れ態勢を整えておく

スポットワークでは、受け入れ態勢をしっかりと整えておくことも重要です。

前述した通り依頼する仕事内容を明確にしたら、それに基づいた業務マニュアルを整備しておきましょう。スポットワークでは基本的に、じっくりと研修を行っている余裕はありません。初めての人でも分かるような業務マニュアルがあれば、ワーカーは長時間の研修なしでもすぐに作業に取り掛かれるでしょう。

また、せっかく来てくれたワーカーを放置してしまうことのないよう、受け入れ担当者を明確に決めておくことも大切です。疑問や問題が生じた際、誰に聞いたらよいのか分からないような状態では、ワーカーのパフォーマンスが下がってしまいます。

丁寧なコミュニケーションを心がける

ワーカーに気持ちよく働いてもらいながら成果につなげるためには、丁寧なコミュニケーションが不可欠です。

上述した受け入れ態勢の整備など「当日の対応」を丁寧に行うのはもちろんのこと、マッチング成立から勤務がスタートするまでの「事前連絡」においても、持ち物や服装、当日のスケジュール、働く際の注意点などを丁寧に伝えましょう。

リピートを促すためにも、ワーカーを受け入れる企業側の対応の質を高め、「またここで働きたい」と感じてもらうことが大切です。

人材採用サポートのご相談ならトラコムへ

「スポットワークでの募集をスムーズに進めたい」「通常のアルバイト採用と比較して、どちらが自社に適しているのか分からない」など、人材採用に関するご相談は、ぜひ弊社トラコムにお声掛けください。

トラコムはスポットワーク採用に限らず、人材採用全般のサポートについて豊富な実績があります。採用戦略立案、ターゲット設定、求人原稿作成など、さまざまなサポートが可能です。「そもそもスポットワーク採用でよいのか、それとも他の募集方法の方がよいのか」といった前提からのご相談もできます。まずは以下のフォームより、お気軽にお問い合わせください。

まとめ

スポットワーク(スキマバイト)の採用には、スキマバイトアプリなど専用アプリを使用するのが一般的です。募集から出退勤の管理、給与の支払いまでアプリ上で完結できます。操作方法は簡単なものが多いので、募集に使うアプリの機能や使い方の流れを把握しておけば、初めてでもスムーズに導入することが可能です。

ドタキャン対策の方法や、どこまでを時給に含めるかといった注意点も十分に把握しておけば、トラブルを避けてスムーズに採用を進めることができます。当ページで解説した内容を参考に、スポットワークを利用して効率的に人材を確保しましょう。

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