
トラコム社員がお届け!
アフターコロナ禍の採用環境は大きな変化が起こっています。
本記事ではアフターコロナの採用活動の変化と働き方改革・若手の仕事探しの動向にスポットを当てて解説しています。採用環境の疑問・不安解消の一役になれば幸いです。
まず始めに2019年4月より適用されている働き方改革について、現場を動かす立場にいる代表・ご担当者にとって、必ず確認いただきたい法律についてまとめました。
働き方改革とは、企業または働き手の健康を保つために、また「働く方々のニーズ多様化」などの課題に対応するために、投資やイノベーションによる生産性向上とともに、就業機会の拡大や意欲・能力を存分に発揮できる環境を整えるために施行された法律です。
大企業への施行は2019年4月ですが、中小企業へは2020年4月より適用されています。
今までは時間外労働に対し、罰則による強制力はありませんでした。しかし、労働基準法では、労働時間は原則として、1日8時間・1週40時間以内とされています。これを「法定労働時間」といいます。また、休日は原則として、毎週少なくとも1回与えなくてはなりません。時間外労働(休日労働は含まず)の上限は、原則として、月45時間・年360時間となり、臨時的な特別の事情がなければ、これを超えることはできなくなります。
このような働き方の改革により長時間労働による健康の確保の困難、仕事と家庭生活の両立、少⼦化の原因、女性のキャリア形成を阻む原因、男性の家庭参加を阻む原因の解消に繋がります。長時間労働を是正することによって、ワーク・ライフ・バランスが改善し、女性や高齢者も仕事に就きやすくなり労働参加率の向上に結びつきます。
※参考:時間外労働の上限規制/厚生労働省
昨今、少子高齢化に伴う働き盛りの若手労働人口の減少について、同業の就業者年齢も高齢化しているが現実です。そのため若手人材はますます貴重になり、同業での採用競合も多くなっています。求職者数を求人数が上回る売り手市場になり、求職者母数が少ないために応募が集まりにくい原因となっています。
そんな中、若手採用成功に必要な訴求ポイントとして、別業界で今働いている若手も採用ターゲットになり得るポイントを下記にまとめてみました。
まず現在の高卒大卒の離職率の観点から。
次に現在別業種で働いている若手が転職を考えるきっかけについて。
こういった潜在的な転職者の転職理由に対し、適切な求人広告のご提案をいたします。
実際に私が現在担当している企業様の事例です。生野区で金属加工をメインに製造業をしている企業で、採用成功した事例のご紹介です。
現在も、金属加工の職人採用でご掲載依頼をいただいています。前回ご掲載いただいた時の採用者(飲食業界からの転職者)は、勤務時間が明確であることとやりがいの部分に共感してもらい採用に至りました。
そこで、今回の採用ターゲットも飲食店経験者としました。潜在的な求職者の転職動機に対し、給与・働き方の詳細を丁寧に表記。また、製造業のやりがいとして、作った物の完成形が日常生活の中で目にとまること、自分が作った物が町にあふれていることが喜びであり、やりがいに繋がることが伝わるよう原稿作成いたしました。
今回は働き方改革とアフターコロナでの製造業界の採用成功事例とともに、求職者の潜在的なニーズに対してお伝えしました。
最後に、一般的に転職活動期間は3ヵ月と言われています。いつまでにどんな人が欲しいか、ご相談ください。御社にとって最適な採用活動ができますよう、お力添えできればと思います。
この記事を書いた人
H.MORI
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2010年8月31日入社。
新卒・中途採用の提案をメインとして、
「社員採用は、企業の未来への投資」という考えを持ちながらお客様の人材関連課題解決に着手。
現在も企業の将来をいっしょに創りたいという思いで日々活動中。
2023年4月よりマネージャーとして
新卒・中途・アルバイトパート採用を行う複合グループを運営。
自身も営業現場に揉まれつつ、明るく楽しい後輩たちに囲まれながら日々奮闘中!
年間1万社以上の取引と採用実績から採用課題の解決につながる、現場のリアルな事例やお役立ち情報を発信しております。
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