
トラコム社員がお届け!
採用が非常に難しい現場作業募集の案件。男性ばかりの職場で、体力的にしんどい、きついなどのマイナスイメージが強い現場系の仕事ですが、プラスイメージってご存知ですか?応募数・採用数を上げる為に、プラスのイメージを積極的に打ち出し、さらには新たな雇用を生み出すきっかけにもなり得るポイントをお伝え致します。
厚生労働省のデータによると…
建設業界は他の産業に比べ、55~59歳層、60~64歳層の構成比が際立って大きいです。
これらの世代は、高度経済成長期に若くして入職した世代であり、また、
昭和の終わりから平成にかけて建設業が拡張する過程で、中壮年期に入職した世代でもあります。
このうち団塊の世代は、現在引退過程にあり、近年の建設就業者減少の要因の一つともなっています。
ここまで読んで、課題は一目瞭然ですよね。
課題は若年層の確保。10代~30代がもっと働きたいと思える環境作りが必要なのです!
原稿内でプラスの面をもっとアピールし、マイナス面をカバーすることで、ホンネ・魅力を伝えます。
実際に働く人の生の声として…
<プラスイメージ>
■「仕事の達成感が大きい」
⇒自分の作業が形として残る達成感は、他のお仕事では得られません。
■「仕事が予定より早く終わることがある」
⇒現場が早く終わり、午前で終わるケースも。午後はフリー!
■「未経験OK」
⇒異業種からの転職も歓迎の会社がほとんど。
■「体を鍛えられる・精神を鍛えられる」
⇒男性は特に体を鍛えたいと考えている人が多い。
<マイナスイメージ>
■「朝が早い」
⇒朝が弱い人には辛いところ。しかし、その分現場が早く終わる日も多々あります。
■「体力を使う」
⇒男としては女にモテる為、マッチョなボディを目指すべき。
そんなモチベーションを持てれば、働きながら鍛えられるというメリットが!
■「夏場や冬場は過酷」
⇒現場は屋外が多いので、天候に左右されがち。労働内での休憩やシフトの見直しが必要です。
今の時代、「まだまだ働きたい!」そう思う女性が多数。
そんな考えをもっと浸透させたい!「私も現場で働きたい!」と思わせるには…?
<現場業界の改善策ポイント6点>
①建設業界全体を挙げて、女性の更なる活躍を歓迎する意識づけ
②教育現場(小・中・高・大など)と連携した建設業の魅力や、やりがいの発信
③トイレや更衣室の設置など、女性も働きやすい現場環境の整備
④仕事と家庭の両立のための制度を積極的に導入・活用
⑤女性を登用するモデル工事の実施や、女性を主体とするチームによる施工の好事例の創出や情報発信
⑥重機などの建設機械をもっとデコレーションしてみたり、キャラクター化してみる
ただキツイから絶対に無理、建設現場は男の世界だから…というイメージをもっと払拭してみてはどうでしょうか。
極端に言えば、建設業界を可愛いイメージにしてみても面白いのではないかと思います。
これまで、業界イメージや環境について触れてきましたが、
求職者さんが一番気になるのは正直金銭面です。
バイトから正社員になると、月給20~30万円、現場監督になると35~40万円ぐらいが相場。
賞与やその他の手当など、プラスで支給できるものはどんどんアピールするべきだと思います。
他に、キャリアアップの面もはずせません!
現場監督になると、自分で作業する機会が減り、職人に指示を出したり、依頼主とのやり取りが増えます。
バイトから始めて社員になって、その後、自分で開業するために独立する人も多いとのこと。
建築は技術職ということで独立しやすい職業ですので、将来的に親方や社長になりたい人は、
職人としてスキルアップしていける&独立を支援する姿勢であることなどをアピールしていきましょう。
いかがでしたでしょうか?
今後も採用環境は厳しくなっていくことが予想されます。
その状況下でいかに「ここで働きたい!」と思わせるようなアピールをしていけるかが大事です。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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