
トラコム社員がお届け!
近年、ビザ緩和による訪日外国人観光客の増加、国内旅行者の増加により、宿泊施設のニーズは高まっています。「安く泊まりたい」「ホテルは寝るだけ」という方も増え、中でもビジネスホテルの人気が高まっています。そこで、ニーズが高まるビジネスホテルの採用成功に向け、フロントスタッフの業務を分析し、本当に必要なスキルを明確にし、どんなメッセージを打ち出せば良いか、例を交えながらご紹介します。
東京ではスカイツリーなど新たな観光スポットや商業施設の展開により、ホテルの稼働率が高まり、また、ビザの緩和による訪日外国人観光客の増加等によってホテル業界は追い風となっています。
「低コスト」はそこでのキーワードになっており、ファミリー層もビジネスホテルに泊まるなど、これまでのニーズも変化しています。また、ホテル検索サイトの増加により、WEB予約も増えているので、インターネットの評価・口コミは、予約してもらう上で非常に大切です。HPの見やすさ、口コミ対応等、接客だけでないフロントスタッフの業務が増えています。
平均年収(賞与含む)・・・約320万円
平均月給・・・22万4,482円 ※首都圏
※リクルート調査データより
【喜び・満足】
・新しいホテルサービスづくりを目指せる
・お客様に来てよかったと喜ばれること
・趣味の時間を取れる
【悩み・不安】
・ホテルはきれいだが、従業員用の施設が汚い。
・サービスがしたいのに、事務仕事に追われる
【この仕事を選んだ理由】
・専門知識を学んだため
・語学力が活かせるから
・勤務形態が魅力的だから
【転職の際に知りたい情報】
・どんな評価をお客様から受けているか
・自分に合っているか
・会社の魅力とマイナス面の両方を知りたい
ここで、ビジネスホテルにおける仕事を細分化してみました。
・お客様対応
・チェックイン/アウトの手続き
・予約管理・PC入力業務 ・その他備品の管理 等
ここで重要なのは上記業務の割合です。
ビジネスホテルの利用者の多くは、チェックイン/アウトの時間帯をメインにフロントに来ます。
実際対面するのはチェックイン/アウトの時間に集中し、
それ以外は基本的にお客様と対面する時間はなく、仕事の中心は予約管理やPC入力業務です。
スタッフがフロントにいないことはありませんが、実際利用者も声をかけることは少ないです。
つまり、接客業務はあるものの、フロントに存在しながらも事務作業、予約管理の仕事がメインなのです。
おそらく、多くのフロントスタッフ募集において求めることは、
「ホスピタリティのある接客ができる方」だと思います。
しかし、そういう方はよりお客様との距離が密にあるシティホテルへ流れてしまい、
採用難易度は上がってしまいます。
なぜなら、「接客をしたい」と考えるためです。
そこで、ビジネスホテルのスタッフに必要なこと
それは、「お客様がいるときだけ、丁寧な対応ができること、『存在すること』」なのです。
是非、今まで求めていたスキルを見直してみてください。
・ホスピタリティのある方
・丁寧な接客ができる方
だけではなく、『存在できる人』を採用ターゲットに絞ってみてはいかがでしょうか。
すると、採用ターゲットの幅は広がります。
・コンビニ店員
・漫画喫茶の店員
・ビデオ屋さんの店員
・警備員 等
さらにその方々の多くは、「夜勤」に抵抗はありません。
是非、絶対に譲れないことを一つに絞り、そこからターゲットを見出すことが必要です。
実際に上記の『存在できる人』のターゲットに対して、
「マジメにボーっとできる方募集。」等という文言で掲載をしていただきました。
今までは、企業側が求めていることを謳いがちだった原稿でしたが、
「これだけはやってください。」という打ち出し方で、
以前は応募が1か月に数件だけだったのに対し、週に数件に増え、採用成功につながりました。
もちろん、採用してからの教育は必要ですが、20代の若手スタッフを増やすことに成功しました。
是非、改めて仕事内容について考え、本当に必要なスキルを見出し、ターゲットを見直してみてください。
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