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オンライン採用で気をつけることとは?(ウェビナーレポート)

R.KITAGAWA

オンライン採用で気をつけることとは?(ウェビナーレポート)

トラコムでは、毎月1回ランチタイムの30分セミナーをオンラインで開催しています。その名もTech Cafe@Tracom。人材ビジネスに関わる皆様に、お忙しい中でも気軽に情報収集できる場をつくれたらと思いスタートしました。

今回は、3月15日(月)に開催した回のレポートをご紹介。テーマは「オンライン採用で気をつけることとは?」です。コロナ禍で注目を集めた、オンライン説明会やWeb面接にスポットをあて、対面と違ってどんな点に注意したらよいかご紹介します。

採用活動の全体像

採用活動には様々なフローがあります。オンライン化といっても、どのタイミングでどんなふうに行ったら良いのでしょうか。まずは採用活動の全体像を見ながら解説をしていきます。

新卒採用

まず新卒採用においては、インターンシップや説明会といったコンテンツもあり、選考フローが長い印象です。赤いバツ印がついた箇所においては基本的に対面で実施されており、コロナ禍では以前と同じように実施はできていないフローです。この箇所すべてをオンライン対応させることが必要となります。

例えば、合同説明会やマッチングイベントで企業を知ってもらうフローにおいては、「スカウト型」「Web広告実施」などでオンライン化させることで、学生にアプローチすることができます。

中途採用

中途採用においては新卒ほど選考コンテンツは多くないものの、面接のフローが多かったり、企業の風土と合うかを確認するため、既存社員との面談なども含まれます。また入社後の研修も必要となっています。

例えば研修ではeラーニングを活用するなど、オンライン化を図りつつ対応することが必要となります。

今回は、特にどちらにも共通する説明会や面接でのオンライン化にスポットを当て、注意点をご紹介していきます。

オンライン採用の実施率、導入のメリット

Web面接を実施している企業は全体の69.8%。また地域別では関東がより高く、78.4%となっています。さらにWeb面接を実施している企業の方がそうでない企業よりも、約1.6倍採用充足率が高い結果が出ています。
(出典:就職みらい研究所 就職白書2021/株式会社リクルートキャリアより)

Web面接を実施することで、企業側・応募者側も場所の制約がなくなるため、地方からの応募を受け付けられたり、面接数を増やすことができ、応募者と企業の接点が増加しているのです。単に、新しい採用手法というだけではなく、応募数アップのためにも効果的となっています。

伝えにくい情報、伝わりにくい情報

ただし、今までは会社に来てもらうことで会社の雰囲気や社員の人柄を、身を持て実感してもらうことができました。Web選考の場合、面接官のことはよく分かりますが、画面上で見えるものが全てです。このような情報を伝えづらくなったと考える企業も多いと聞きます。

また、反対に応募者の情報も見えにくくなったと答える企業も一定数出ています。応募者の意欲や志望度がわかりにくいため、自社を本命にしているのか、内定を出しても他社に行かれてしまうのではないかなど、企業側も不安を抱えたまま選考を進めることにもなりかねません。

オンライン採用のポイント

上記を踏まえると、「雰囲気」と「反応」を意識して、Web説明会、Web面接を実施することが重要と考えられます。

雰囲気

オンライン説明会(資料編)

企業が伝えたい「企業理念」「自社で取り扱っている製品やサービスについて」「業界についての情報」

求職者が知りたいこと「社風・会社の雰囲気・風土」「企業が求める人材像」「仕事内容・どんな業務を行うのか」「入社ごのキャリアやステップあっぷについて」「自分と近い年次の社員の話」などを知りたがっています。

よりリアルな雰囲気を伝えたいなら、質疑応答、カジュアル面談、先輩座談会、社員のインタビュー動画、オフィス見学動画などのコンテンツを追加することがおすすめです。

選考中のメール署名欄にオウンドメディアや動画URLを追加

選考中、次回の面接の日程調整などでメールのやり取りを行うことと思います。メールの署名欄に上記で作成した先輩インタビュー動画やオフィス見学動画などを差し込み、入社意欲の醸成を行うことが大切です。

また自社で応募者向けの採用オウンドメディアを運営している企業様は、応募者が個別に気にしているテーマの記事を送ってあげても良いでしょう。

反応

チャット機能を利用する

チャット機能を使い、学生の反応を見ることが大切です。アイスブレイクとして、始まる前に「今日どこから参加していますか?チャットにコメントいれてください!」と投げかけ、皆の回答を拾っていくなど、相互のコミュニケーションであることを伝えることが大切です。

アンケートを使う

また、応募者の応募意欲を知るために、説明会実施後にアンケートをとることも大切です。Googleフォーム等無料のツールでも十分に利用できます。

質問項目は対面時や合同説明会で実施していた内容を、そのまま利用するので問題ありません。(例:選考意欲や併願している業界・企業を問う内容)説明会のスライドにアンケート画面へ遷移するQRコードを貼ったり、チャット機能にURLを流すなどするとスムーズです。

面接後にはフィードバック

面接の最後にはフィードバックを行うことが大事です。「あなたの〇〇なところが良かったです」とフィードバックを行うことで、応募者も企業の温度感を感じることができるでしょう。ぜひ入社してほしいと感じた方には特に実施しましょう。

(補足)オンライン面接で注意すること

事前に確認しておくべきこと

  • 使用するツールの状態
  • 応募者へオンライン面接用のURLを案内したか
  • 面接時のネット環境
  • マイク付きイヤホンの準備
  • 応募者との緊急連絡先

使用するツールの状態や面接時のネット環境、また面接が途切れてしまったときの応募者との緊急連絡先も確認しておくことが大切です。接続が不安定になり、音が途切れ途切れになってしまうときなどは、画面上で映像は見つつ電話で行うなどがおすすめです。

録画に注意

オンライン面接の増加にともない、応募者側が面接を録画しているケースもあります。そもそもいけないことですが、法律に触れるような際どい質問をされている企業様は特に注意しましょう。

オンラインお茶会は定期的に開催中!

毎月第一、第三月曜日にオンラインお茶会を実施中。今後もさまざまなテーマで実施していきますのでぜひご参加ください。

この記事を書いた人

R.KITAGAWA

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2011年新卒入社。大阪支社でアルバイト・パート領域を2年務めたのち、
東京本社、新橋営業所へ異動し、新卒採用、中途採用領域に7年間携わる。
リクルートトップパートナーランキング1位、MVP経験も多く、
採用現場で集めた最新の中途採用市場に関する知識も豊富。
2018年にはindeed専任アドバイザーも経験、
2019年からは再度新卒、中途領域に従事。
産休育休を経て2020年8月復帰。現在は新卒採用代行、採用オウンドメディアなど採用コンサルとして
リクルートメディアに囚われない幅広い手法でお客様の採用活動を支援。

トラログは社員が年間15000社の取引実績で培った採用ノウハウを執筆しています。
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